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2022年5月にスウェーデンを旅行したときは、りんごの花が咲き始めた頃でした。個人宅のお庭にりんごの木が植えてあることも多く、こんもりと茂った葉の間の赤いりんごを想像するだけで絵本を思わせるような光景ですね。
そんなスウェーデンの思い出から、このお料理を作ってみました。豚肉とりんごを使った料理は、りんごの生産が多いスウェーデン南部でよく作られる料理だそうです。
塩漬け豚肉は、三田陽子さんの「北欧のおやつとごはん」のレシピ、りんごと塩漬け豚肉のソテーは、SwedishFood.comのレシピを参考にして作りました。
塩漬け豚肉
塩漬け豚肉は、長期保存用の燻製していないベーコンといったところでしょうか。10%の塩水に少量の砂糖の入った液に豚バラかたまり肉を入れ、冷蔵庫で3~4日間、保存します。その間、少なくとも1日に1回、上下を返します。使用するときは、よく水けをふき取り、一両日で使い切るようにします。なぜなら、市販のベーコンには、発色や腐敗防止のための亜硝酸ナトリウムが使われていますが、このホームメイドの塩漬け豚肉は添加物ゼロだからです。スウェーデンでは、この塩漬け豚をいろいろな料理の材料として使うそうです。
スウェーデン人は豚肉が大好きで、お肉の中でも豚肉の消費量は約40パーセントほどとのこと。
我が家にホームステイしていたスウェーデン人は、この塩漬け豚を使ってクリスマスハムを作ってくれました。それは別の機会に投稿しますね。
りんごと塩漬け豚のソテー(Äppel fläsk)
塩漬け豚があれば、あとは簡単!りんごと炒めるだけ!りんごは酸味のある紅玉やジョナゴールドがお勧めです。
- スライスした塩漬け豚肉をフライパンに入れ、カリカリになるまで弱火でじっくり炒めて、ペーパータオルを敷いたお皿に取り出します。
- フライパンに大きめに切った玉ねぎ、りんごの順に入れて透明感が出て少し色づくまでいためます。
- 豚肉をフライパンに戻し入れて、おろししょうがとキャラウェイシードを入れて軽くいためて出来上がり!
黒パンやゆでたじゃがいもと一緒にいただきます。
紅玉は秋にしか店頭にないと思っていましたが、幸運なことに近くのスーパーにありました。でも、やはり旬の季節の秋にお勧めのお料理ですね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。では、また! Vi ses!
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