グルテンフリー&ラクトースフリー スウェーデンに来て変わった食生活 

スウェーデンの暮らし

こんにちは、KAKAです。

私は食べ物の好き嫌いはなく、日本での毎日の料理は、和食と洋食は半々程度。夫婦二人の生活になってからの朝食は、ほとんどパンかシリアルでした。

ところが、、、スウェーデンに来てしばらくの間はお腹の調子が悪く、いろいろと試してみた結果、ラクトースフリー、グルテンフリーの食品をできるだけ摂取することで、お腹の調子が整ってきました。
まさかの食生活の変化です。

ラクトースフリーの乳製品

スウェーデンに来て3週間ほど、お腹がゆるい(軟便)状態が続きました。私は、緊張したりストレスが多くなるとお腹の調子が悪くなるのですが、もしや?と思ったのが乳糖不耐。
母が便秘の時に牛乳を飲んでお腹の調子を整えていたことと、次男が乳糖不耐気味であることを思い出しました。
学校の食事メニューには、必ずラクトース(乳糖)フリー、グルテンフリー、ヴェジタリアンメニューがあります。そして、ドリンクコーナーには、普通の牛乳のほかに、ラクトースフリーの牛乳、オーツミルクが置かれています。
シリアルのところに置かれているのはラクトースフリーのヨーグルトとフィールミルク。フィールミルクは、ヨーグルトのようにとろっとした発酵乳製品です。
試しに、コーヒーに入れる牛乳をラクトースフリーの牛乳かオーツミルクに、食事はラクトースフリーのメニューを選ぶようにしましたら、お腹の調子がよくなってきました。


日本にいるときは、牛乳もヨーグルトもお腹に影響することはなかったので、専門的なことはわかりませんが、スウェーデンの牛乳の成分が私には強いのかな?

乳製品の代替品も豊富です。ソイヨーグルトも試してみましたが、大豆の味が私には強くてシリアルを食べるときにはラクトースフリーヨーグルトに落ち着きました。パッションフルーツソース入りのソイヨーグルトはお気に入りです。

ライスミルクは、ほんのり甘くて甘酒に似たお味。牛乳に比べるとコクはないですが、コーヒーや紅茶に入れても美味しかったです。

グルテンフリー

ラクトースフリーの乳製品に替えて、大分体調はよくなったのですが、いまひとつな感じ、、、
そこで、試してみたのがグルテンフリーのパンや食事です。
クラスメイトから、
ある日突然、胃腸を壊し、それがグルテン(小麦に含まれている、もちもちとした食感やコシを生み出す物質)によるものだったことがわかり、今はグルテンフリーの食事をしていて、とくに白いパンは体に負担をかけることがある、、、
と聞いて、グルテンフリーのメニューを選ぶようにしましたところ、かなり体調がよくなりました。

スウェーデンのパンは、私の好きなライ麦やサワー種のパンが多くあり、学校でも焼きたてのパンが出されることがあります。毎日でもパンを食べたいのですが、今は控えめにしています。

学校の食事では、パスタ料理やカレーのメニュー以外の時は、じゃがいもが必ず出てきます。じゃがいもが日本のお米に相当するのでしょうね。そして、じゃがいもがちょっとモチッとした触感で甘くて美味しい!!スウェーデン人はじゃがいもをよく食べる、と聞いていたのですが納得です。
じゃがいもはグルテンフリーですし、すっかり、じゃがいも好きになりました。

グルテンフリーの代表格、お米!

体調を崩しているとき、無性におかゆが食べなくなりました。スーパーの棚に並んでいるのは、細くて長いお米。これではパサパサしていて、おかゆになりません。偶然立ち寄ったタイフードのお店で、日本のお米を見つけました。その名も「お米さん」!イタリアで作られている、日本のお米です。「ライス」ではなく「オコメ」という名前でもっと海外に広まってほしいなぁ。
寿司職人御用達かしら?すし飯を握るには、もっちり感が必須ですからね。



日本から持参した、生活クラブの「和風だし」、日本を出るときに友人からいただいた「しいたけ茶」で作ったおかゆは、涙が出るほど美味しく心も体もほっとしました。

体調を崩すまでは、グルテンフリーという言葉を知ってはいたものの、詳しく調べることもしていませんでした。お米は、グルテンフリーの代表格。和食が世界から注目を浴びていますが、お米の良さを異国にきて再認識しました。お米をもっと食べよう!!!

りんご

小さい時から、お腹を壊したり風邪をひいたりした時には、りんごを食べていました。イギリスに「りんごは医者いらず」という諺もありますね。朝食やフィーカの時間には、必ずと言っていいほどりんごが並んでいるので、体調を崩してからは毎日食べるようにしています。
スウェーデンのりんごは、ポンカンより少し小さいぐらいの大きさで、皮ごと丸かじり!です。

新しい生活や急な食生活の変化、年齢による消化器系の問題もあるのかもしれませんが、これからの食生活を考えるきっかけともなりました。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。ではまた! Vi ses!

グルテンフリーの食品。
右側の写真の緑色のパッケージはライスブレッド。赤ちゃんせんべいのようなお味で、結構お気に入り。何ものせずにそのまま食べています。




コメント

  1. SI より:

    若かったにもかかわらず、英国留学時、初めの3ヶ月は不調。お米食べないと力が出ないと、お米を食べることで解消した記憶がありましたが、このブログ読ませていただいたら、お米で力を得たのではなくグルテンが多すぎたのか!なんか今更、謎解きできたみたいで嬉しい☺️
    体に合う食べ物探して、元気に過ごしてね😃

    • KAKA KAKA より:

      SIさま
      ありがとうございます。
      異国の食生活で気づかされた大きなことでした。自分の体はその土地にあった体にできているのでしょうね。
      食べるもので体ができていることを実感しました。

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