8月21日から、国民高等学校(MORA FOLKFÖGSKOLA)の授業が始まりました。
まずは、これから10か月間暮らす寮のことをご紹介します。
寮に入る
前日に学校の受付で寮のカギをもらい、小雨の降る中、娘と寮に向かいました。
バスルーム付きの個室の使用を希望していたのですが、部屋のドアの前の表示を見ると、2つの番号が。???
鍵を開けて中に入ると、共有スペースがあって、そこにロッカー、コートかけ、バスルームがあり、そこから、それぞれの部屋に入るドアがありました。
つまり、バスルームが共用だったのです。
すると、隣の部屋のルームメイトが到着。しかも、私と同じテキスタイルコース専攻。
予定していた、個人用のバスルーム付きのお部屋に交換してもらうことも考えましたが、家賃が月6,000円お安く、部屋は個室なのでとくに問題なさそうなので、変更の依頼はしませんでした。
そして、翌日の開校式に彼女と一緒にホールに行き、スウェーデン語を英訳してもらって、とても助かりました。
(スウェーデン語をまだ勉強中のため、ちんぷんかんぷんの赤ちゃん状態なのです。今さらですが、我ながら、大冒険だと思っています)
もし、完全個室の部屋でしたら、きっと見ず知らずの人に英訳をお願いしなければならなかった、というより話しかけることができなかったかもしれません。
結果的には、バスルームが共用だったことで不安なく初日をスタートすることができました。感謝です。
部屋の様子
お部屋の大きさは8畳ほどでしょうか。机と椅子、ベッド、チェスト、ベッドサイドテーブル、パーソナルチェアがあります。このパーソナルチェアがリラックスできて、とても嬉しい!
暖房はセントラルヒーティングになっていて、窓の下に大きなヒーターがあります。触ると、すでに少し暖かいです。
スウェーデンの窓は、もちろん二重窓ですが、ガラスとガラスの間は5㎝ほどあります。日本のペアガラスと段違い。クラスメイトによると、二重窓は断熱効果大で、ガラスが一枚の場合は、冬になると窓の内と外に木の板をとりつけて寒さを防ぐそうです。
そして、感動したのが2枚のガラスの間にブラインドがあること。
ブラインドの埃を掃除する必要がないし、何かにあたってブラインドが曲がったり折れたりする心配もない。なんて、機能的なのでしょう!
窓からは広い空と大きな木、レンガの校舎と寮が見えて、とても居心地がよいです。
共同のキッチンと洗濯ルーム
週末の食生活は?
金曜の夜と週末は学校の食事がないので、寮の共同キッチンで自炊することができます。
冷蔵庫と冷凍庫、常温保存できる食品などを置いておく棚が各自に割り当てられています。
使用した食器は、どんどん食器洗浄機に入れて、いっぱいになったら気づいた人が食洗器のスイッチを入れることになっています。
でも、、、これから先、10か月間は、おそらく自分だけのために料理はしないだろうな、、、と思っています。お料理は好きなんですけどね。
生鮮品の食材管理も大変ですので、ウィークデイに学校の食事をしっかり食べて、週末は冷凍野菜をレンジでチン、サンドウィッチ、即席スープや買ってきたお惣菜ですませようかと、、、
因みに最初の週末は、、、
朝食:シリアル・ヨーグルト+パンにピクルス・レバーペーストを挟んだもの+コーヒー+フルーツ
学校の食堂の朝食とほぼ同じです。毎日決まったものを食べるというのも、余計なことを考えずにすんでよいです。
昼食:
1日目:パン、ミニトマト、グリルドチキン、即席スープ
2日目:お豆、鶏肉、野菜のサラダ(500CCぐらい入りそうな、大きなカップ入り)
夕食:
お腹が空かず、ミニトマトやシリアルを少し
洗濯
洗濯室は地下にあり、洗濯機は2台ですので、使いたい日に名前を書きます。寮の定員は16人ですので、予約表がいっぱいになることはなさそうです。土曜日に早速、洗濯してみました。
洗濯機は素材や温度を選択することができます。先日、クラスメイトがエコモードに設定していたのですが、なんと洗濯時間が3時間でした。どんなエコ使用なのか、気になります。
私は、普通モード、40度で約1時間でした。
洗濯物を干すための広い乾燥室があり、タイマーを回すと起動する大きなファンで乾かします。2時間ほどでほぼ乾いていました。乾燥機は皺になってしまうし、乾燥機を使えない素材が多いので、広い乾燥室があるのは、とても便利です。
その他
スウェーデンでは、日本と同じように、部屋の中では靴を脱いで過ごします。
寮のエントランスには、靴を置く棚、コート掛けがあるので、外から帰ったら、ここでルームシューズに履き替えています。
以上、寮生活のご紹介でした。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。ではまた! Vi ses!
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