こんにちは。KAKAです。
スウェーデンの食材といえば、「サーモン」を思いつく方も多いのではないでしょうか。
冷製ポーチドサーモンは、夏至祭の代表的な料理だそうです。2022年の夏至は6月21日ですが、先日お魚屋さんに行きました時に「マス(北海道産)のシーズンがもうすぐ終わりだよ!」と勧められましたのでマスを購入。せっかくならスウェーデン料理を作ってみようと思って探したお料理がこの「冷製ポーチドサーモン」でした。
レシピは、スウェーデン文化交流会の「スウェーデンの伝統料理ーー昔から伝わるオリジナル・レシピ」を参考に作りました。この料理本は、スウェーデンのレストランの主人であり、大学にレストラン・料理学部を創設されたカール・ヤーン・グランクビストさんによるスウェーデン料理が紹介されています。
冷製ポーチドサーモン (Kall inkokt lax) の作り方
作り方は、びっくりするほど簡単!
【材料】
サーモンの切り身:人数分
マリネ液:水、白ワインビネガー(水:白ワインビネガー 30:1)、塩(水1Lに対して小さじ2)、白粒こしょう、オールスパイス、ベイリーフ、ニンジンと玉ねぎの薄切り少々
ディルマヨネーズ:マヨネーズ、フレッシュディル、サワークリーム(マヨネーズとサワークリームは2:1の割合で)、ディジョンマスタード(お好みで)
きゅうりのピクルス:きゅうり(お好みの量)、ピクルス液(作り方参照)
ゆでじゃがいも:じゃがいも(お好みの量)
【作り方】
1.サーモンに塩をふってマリネ液が入る大きさの容器に並べます。10分間ほど煮立てたマリネ液をそっとサーモン(今回はマス)にかけてラップなどでフタをし、人肌程度になるまでゆっくり冷まします。
2.冷ましている間に、ディルとサワークリーム入りのマヨネーズ、即席きゅうりのピクルス、ゆでじゃがいもを作ります。
●ディルとサワークリーム入りのマヨネーズ
ディルを細かく切って材料すべてをよく混ぜます。塩こしょうで味を調えます。
このディルマヨネーズ、香りがとてもよく黒パンなどに塗ってオープンサンドにしたり、エビとアボカドとあえても美味しいです。
●即席きゅうりのピクルス
きゅうりを薄切りにして塩をふってしんなりしたら、ピクルス液(酢、砂糖、水(1:2:3)、こしょうを煮立てたもの)につけます。あれば、刻んだパセリも加えます。
●ゆでじゃがいも
小さめの新じゃがいもをゆでて時間を短縮。
ゆでるときのポイントは、上記のディルマヨネーズには入れないディルの茎の部分を鍋に一緒に入れることです。ディルの香りをじゃがいもに移します。これは、ホームステイしていたスウェーデン人から教わりました。
サーモン(マス)のマリネ時間がレシピに書かれていなかったのですが、長年の主婦の勘で、容器が人肌ぐらいになれば大丈夫かな?と予測。
お皿に盛りつけて食べてみるまではどきどきでしたが、とりあげたタイミングはばっちり!ゆっくりと熱が伝わったマスは、しっとりした食感にできあがりました。
スウェーデンの食材
スウェーデン料理にはディルがかかせない食材の一つで、冷凍のディルも売っているそうです。
とてもさわやかな香りで私も大好きになり、今はディルを鉢で育てています。
そして、スウェーデン人はじゃがいもをよく食べます。じゃがいもがあるときは、パンはほとんど食卓に登場しません。ですから、このお料理もパンやご飯は用意せずに、この一皿でランチにしました。
簡単にできて、豪華に見えるスウェーデン料理。これから少しずつご紹介したいと思います。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。 では、また! Vi ses!
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