2022年5月のスウェーデン観光は、ダーラナ(Dalarna)地方のレクサンドを起点に旅をしました。
Anders Zorn(アンデシュ・ソーン)は、スウェーデンを代表する画家の一人。美術館のある敷地内には、カフェやソーン夫妻が住んでいた家があります。また、美術館近辺には、ソーンの絵画の題材となった場所があり散策できます。
Mora は、ストックホルムから電車で約4時間。美術館までは、Mora(モーラ)駅から徒歩20分ほどです。
後述する、Passport Culture route Dalarnaを持参すれば、美術館の入館料(SEK 100)は半額になります。私は、午前中に美術館、午後からダーラナホース工房に行きました。
ZONE美術館
モーラ教会を目指して、駅から歩くこと約20分のところにZONE美術館があります。
開館の少し前に到着しましたので、敷地内にあるCAFE ZORNでコーヒーブレイク。この日は快晴でとても気持ちがよく、屋外でいただきました。ケーキの上にはなんと、「ほおずき」! 小さい頃にほおずきの種をとって、ブーブー鳴らして遊んだことはありましたが、食用のほおずきもあるのですね。とても甘くて美味しかったです。
美術館には、ZONEの作品のほか、教会の礼拝で使う聖器類などの美しい道具がたくさん展示されていて、とても興味深かったです。
ダーラナホース工房に向かうバスに乗る時間まで時間がありましたので、鑑賞後は、ゾーンが描いたと言われる絵の場所をいくつか尋ねてみました(美術館に地図が置いてあります)。敷地内にあるZORN HOUSEも行ってみたかったのですが、時間が足りず断念。結果的に留学時のお楽しみです。
Mora 散策
Moraの駅から街の中心に向かう入口に、大きなゲートがあります。
これは、世界最大、最古のクロスカントリー大会ヴァーサロペット(Vasaloppet)のゴールです。毎年3月に行われる大会で、スウェーデンの独立を祝う行事として1922年にスタート。私が通う国民高等学校の寮は大会参加者の宿泊先となるため、学生は大会期間中は寮を出ることになっています。
ヴァーサロペットの詳しい歴史はこちらから。
右はMora の街のメインストリート。
思わず目に留まったのが、側溝の蓋(?)。ダーラナの伝統的な絵柄の型にくり抜いてありました。マンホールの蓋もおしゃれ。これは何を意味しているのでしょうか???
シリアン湖畔には、巨大なダーラナホース。
こちらの船のアイスクリームが美味しいとのことでしたが、まだ観光シーズンではなかったので、閉まっていました。残念、、、
電車もバスも運行本数が少ないので、静かな湖面を見ながら電車に乗る時間を待つ、、、のんびりとした一日でした。
私が通う国民高等学校は、Mora にありますので、学校での様子とあわせてMoraの様々な情報を投稿していく予定です。
ZORN美術館までのアクセス
Mora まではストックホルムから電車で約4時間。
スウェーデン国内を電車で移動するには、SJのアプリをダウンロードして利用すると便利です。ストックホルムから地方への移動、地方での移動はすべてこのSJで切符を予約して乗車します。
SJ、WISEのデビットカードについては、下記の記事をを参考になさってください。
Passport Culture route Dalarna
ダーラナ地方を観光するときにお勧めしたいものが、Visit Dalarnaが発行しているトラベルガイド、「Passport Culture route Dalarna」です。
このパスポートには、お勧めの9か所のスポットが掲載されていて、各スポットでは割引やプレゼントなどの特典があります。全9か所を巡るとダーラナへスタ(私のプロフィール写真に使用している木製の馬)がプレゼントされます。料金は125スウェーデンクローナ。パスポートに記載されている、9か所のスポットで購入できます。
Zorn Museumも9か所のうちの一つで、特典として入館料が半額になります。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。ではまた! Vi ses!
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