こにちは、KAKAです。
2022年5月のスウェーデン観光は、ダーラナ(Dalarna)地方のレクサンドを起点に旅をしました。
スウェーデンの伝統木工品でスウェーデンのシンボルともなっているダーラナホース。プロフィールの写真に使用している赤い馬がダーラナホースです。
名前の通り、この木彫りの馬が生まれたのがダーラナ地方のMoraです。Mora駅からバスで15分ほどのところに、木型作りから絵付けまで手作りしている工房「Nils Olsson Dalahästar 」があります。
併設しているお店でダーラナホースを購入して工房に持っていくと、名前など、希望の文字を書いてくれます(後述する、Passport Culture route Dalarnaを持参すれば、無料)。
世界で一つのダーラナホースを旅の思い出の一つにいかがですか?
工房見学
工房の見学は自由にできます。
こちらの工房で使っている木材は、ダーラナにあるシリアン湖畔で育った松です。
ダーラナホースの形に木材をカット、やすりをかけて下地の色を塗って模様を描くまでの工程がすべて手作業で行われています。工房の創業は1928年。もうすぐ100年を迎えますが、創業当初からその作り方は変わっていません。
併設のお店でお気に入りのダーラナホースを見つける
工房併設のお店とあって、様々な大きさ、アンティークのものや伝統的な柄のほか、新しい作家のデザインも。色も様々です。私が購入したのは、ダーラナの家を象徴する4色を使ったもの。
赤は、外壁に使われているファールン銅山の副産物で作られたペンキの色。青はドア、白は窓枠、黒は納屋のドアに使われている色です。
私は、名前と日付を書いていただきました。日付はスウェーデンの書き方とのこと。名前は写真の赤く塗りつぶした箇所に書いてあります。
雑貨屋さんでお買い物
工房の向かいにも一件、雑貨屋さんがあります。
キッチンクロスやファブリック、キッチン用品、テキスタイルなど、スウェーデンのかわいらしい製品がたくさんありました。
こちらで私が購入したのは、綿と竹繊維からできている小さな布巾(35cm ×25cm)。柔らかくて水分を良く吸収しますし、布の繊維がほとんど残りません。
Ekelundは1962年創業のスウェーデンの老舗ブランドで、他のお店でも何点か購入しました。雑貨屋さんで取り扱っていることが多く、デザインも豊富です。
Nils Olsson Dalahästar へのアクセス
Mora 駅からバスで約15分。バス停を降りると周囲には民家があるのみで、とくに観光できる場所ではありません。工房見学とショッピング、のどかな風景を楽しんで、バスの時間までのんびりと過ごしました。
日曜日は工房はお休みです。詳細はホームページで確認してください。
バスを利用するには、Dalatrafikのアプリを使うと便利です。時刻表を調べたり、バスの運行情報、バスの位置などがわかります。バスの運賃は乗車時にクレジットカード払いが可能です。
Passport Culture route Dalarna
ダーラナ地方を観光するときにお勧めしたいものが、Visit Dalarnaが発行しているトラベルガイド、「Passport Culture route Dalarna」です。
このパスポートには、お勧めの9か所のスポットが掲載されていて、各スポットでは割引やプレゼントなどの特典があります。全9か所を巡るとダーラナへスタ(私のプロフィール写真に使用している木製の馬)がプレゼントされます。料金は125スウェーデンクローナ。パスポートに記載されている、9か所のスポットで購入できます。
Nils Olsson Dalahästar も9か所のうちの一つで、特典として購入したダーラナホースに希望の文字を無料で書いてもらえます。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。ではまた! Vi ses!
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